利益相反 - JTが禁煙反対の組織票 【がん対策推進基本計画】 [私の主張]
JTの社員など、利益相反にあたる人は今回の「がん対策推進基本計画」のパブリックコメントに意見を述べるべきではない。 もしこれを認めるとすると、タミフルの安全性を審議する会議に、タミフルのメーカーである中外製薬やロッシュの社員を委員として加えるようなものである。
もちろん、JTの社員に対して、がん治療に対する意見を述べることを妨げるつもりはない。しかし、こと自社の利益、自分の収入に直結する「たばこ対策」について、たばこ会社の人が意見を述べることは、間違いなく弊害となる。利害関係者の大学教授による発言が、HIV薬害の対策を遅らせ、HIVの薬害を拡大させたということは周知の事実だからである。
同じ過ちを、たばこで繰り返すことは許されないのだ。
まして況や、今回みなさんに是非意見をだしていただきたい、「たばこの数値目標の明記を求める」だけでも書くべきとしているのには、理由がある。
日本たばこ産業株式会社は、組織的な意見だしを画策し、偽りの世論をつくって「がん対策推進協議会」の動きを封じようとしている。たばこに対する数値目標に反対の意見をだした人間の職場を調べればすぐに分かることだし、心ある日本たばこ産業株式会社の社員が、前回の神奈川県の時のように、内部告発すれば、それらは白日の下にさらされるであろう。
JTが禁煙反対の組織票 神奈川県の条例賛否アンケート 2007年02月15日
http://www.asahi.com/health/news/TKY200702150135.html
神奈川県が公共の場を全面禁煙にする条例をめざし、喫煙規制の賛否をインターネットのアンケートで問うた。この調査に、日本たばこ産業(JT、東京都港区)が、社員を動員して投票に加わらせたことがわかった。アンケートは締め切り間際に「条例化反対」が多数になった。JTは「回答に協力するよう依頼した」と認めている。
JT本社の広報は「強制ではなく、個人としてアンケートに協力するように依頼した。社として分煙を主張しており※、全面禁煙には異論がある」と話している。
dobbin※注 社としての分煙の主張を押しつけており、これは「業務命令」であり、個人としての参加では決してない。
県はホームページで、1月26日までアンケートをした。受動喫煙を防ぐため、公共的な場所での喫煙規制の賛否や、どこを規制したらよいかなど9項目を聞いた。
このうち、JTが社員に投票を頼んだのは「条例で特定の公共の場所の喫煙を規制すること」についての賛否。県健康増進課によると、アンケートを始めた昨年12月27日から1月中旬まで条例化賛成が大幅に上回っていたが、その後に反対が急に伸びた。締め切り2日前に逆転し、結果は回答4047人のうち、反対1985人、賛成1738人になった。残りは「その他」「わからない」だった。
JTによると、1月上旬から何回か、東京都と埼玉、千葉両県内の計4支店と横浜支店に協力を働きかけた。
松沢成文知事は14日の記者会見で「少し組織的な動きがあったかもしれない。システムの改良が必要だ」と話した。条例化の是非をめぐっては、市町村やたばこ業界の意見も踏まえて判断することにしていて、アンケートもその一つだった。
神奈川県のインターネット上のアンケートは、メールアドレスや年代、県内に住んでいる人か県外かなどを登録すれば、だれでも参加できる。
トラックバック 1
健康管理を考える際、まず第一に実践すべきことは“禁煙”です。









コメント 0